私の母はアルツハイマ型の認知症です。
発症からもう4年経ちますが
そこまで進行してないように思います。
私が母のためにできることは
喜ばせて上げることだと思い、
週末は実家に帰っていろいろなところに連れて行ってます。
一緒に住んで面倒を見てくれている叔母や叔父にも
少しでも息抜きになるかなと思っています。
そこで私は認知症についてもっとよく知らなければならないと
2冊の本を購入しました。
コウノメゾットと呼ばれる
河野先生が生み出した認知症の改善策です。
認知症のご家族を持つ方は読んだほうがいいと思います。
◆本を読む事で得られた知識
簡単にご紹介します。
★認知症の症状について知れた
認知症には下記2つの症状があります。
①中核症状:忘れてしまうこと
②周辺症状:徘徊・暴行・落ち込み・鬱・妄想・幻覚など
①は認知症の共通の症状です。
②個人によって差があります。
私の母はもともと性格が明るいからなのか
②の症状は特にありません。
ただ、すぐに忘れてしまうだけで
日常生活に関しては特に問題なく過ごせており
介護が比較的楽です。
②の症状が多くでると
ご家族の睡眠不足や介護が大変になり、
ご家族の方が参ってしまいます。
★②周辺症状を少なくする方法
医者から出ている薬の量を確認する。
お医者さんの中には認知症について
よく知らない方もたくさんいるようです。
規定の薬を出しておけばいいという方もいるので
それが返って認知症を悪化させているかもしれません。
薬の中には
●興奮させて元気にさせる薬と
●おとなしくさせる薬
があるようで、
暴行や徘徊が多い患者さんに興奮させる薬を与えたら
さらにひどくなるのは私たちでもわかりますよね。
それをわかってないお医者さんのせいで
良くなる症状も悪化してしまう可能性があるようです。
★改善するには
日ごろの患者さんの様子をメモに取り、
お医者さんに伝えましょう。
それか、この本に書かれているお医者さんに行ってみてください。
薬の量を調節するだけで周辺症状がよくなるので
今、介護にお困りのかたにはぜひ試して欲しいです・・・
私の母は幸い周辺症状がひどくないので助かりますが、
ある方は本当に大変だと思います・・・
周辺症状がない母でも大変なときがありますから。
徘徊なんてされたら、心配で寝られませんし
夜中にトイレの場所を何回も聞かれるなど
精神的におかしくなります。
一度違うお医者さんに診てもらい
薬について相談をしてみてください。
認知症が治る薬の開発が進みますように・・・
私の一番の願いです。
いまむ。